錻力のアーチスト 2巻

甲子園に近付くためなら
いくらでも前進してやるよ

錻力のアーチスト　2

【あらすじ】
　桐湘高校野球部の仲間たちと共に過ごしていくうちに
「このチームで甲子園に行きたい」
と強く思うようになっていた清作。
　そんな中、迎えた藤倉学園高校との春の神奈川県大会1回戦。
試合は桐湘高校ペースで進み、
途中出場の清作にも打席が回る。
　弐織からのアドバイスを思い出しながらのフルスイングは、
コールド勝ちを決定づけるソロ本塁打となる。
その後も順調に勝ち進み、ベスト16に進出した桐湘高校。
次の対戦校は強豪・麻生西高校との大方の予想を覆し、
1年生ながらエースで四番を打つ左薙伏を擁する
無名の進学校・栄春高校だった。
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・初めてランドセル背負った時みたいに…
　　誇らしくて背中が熱い…!!　 (清作雄)

・甲子園へ近づくためなら　
　　いくらでも前進してやるよ　(之路拓人)

・一人一人がチームのためにしっかり考えてプレーするのが
　桐湘の野球ですからね　(久澄監督)

・何も感じない　心がないのはブリキなんだよ
　　誰かが油さしてやんないと
　　　サビて動けなくなっちゃうんだ　(栗原厘)

・油が必要なら頸動脈にブッさしてでも
　　テメーを動かしてやるよ　(弐織敏)

・…そうだ　今はあのころとは違う　
　　　皆に認めてほしいと思う
　　楽しさも悔しさも喜びも
　　　自分１人のものにしたくない　(清作雄)

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