MIX 2巻

MIX 2巻

【あらすじ】
2年生として迎える大会。
球威もキレも決め球もない3年生エース・二階堂
だが、走一郎のリードと二階堂自身の勝利への執念で
チームは20年ぶりの都大会へと駒を進める。
しかし、火種はくすぶったまま・・・

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この巻では随所に後に効いてくるであろうフリがちりばめられています。
そして、今後主要な人物になるであろう人達も登場します。
このまま読み進め、もう一度この2巻に戻ってくると
「あぁ、そういうことか」と。

数試合行われ、これからライバルとなるであろう西村くん(！)という
選手まで登場しますが、やはりあだち漫画は試合そのものよりも
試合を取り巻く環境や状況の妙が魅力的だと痛感しました。
台詞の文字数は決して多くないのですが、
そのおかげで、登場人物の表情や空間に意識を向けられる
そしてそこで新しい何かを感じとることが出来る。

一読だけではもったいないし侮ってしまう。
あだち充は再読してこそその魅力を感じられるのだと
肝に銘じて読みましょう。


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タグ：mix あだち充